アミ小さな宇宙人が教えてくれたこと

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こんにちはmayaconです。

漫画家のさくらももこさんが挿絵をしたことでも知られている『アミ小さな宇宙人』という書籍があります。

こちらの書籍は1986年にチリで出版されベストセラーとなり、日本語版は1995年に刊行、2000年の新装改訂版でさくらももこさんがイラストを担当されました。

偶然みつけた書籍なのですが、今現在”絶版になっている”とのことなのであります。

調べてみたところAmazonや楽天などでも¥4000以上の高値で売られているのです。

どのような内容なのかとても気になり始めた頃、なんと地元の図書館で発見してしまいました!

小さな宇宙人アミのお話は、ぜひたくさんの人に読んで欲しい書籍です。

読んでみたいけれど高くて購入できない、図書館にも取り扱いがないという方へ、ネタバレにはなってしまいますが、感想をご紹介させて頂きたいと思います。

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アミ小さな宇宙人 イントロダクション

お話の主人公は10歳の少年ペドロと別の星からやってきた宇宙人アミです。

少年ペドロは宇宙人アミと出会いさまざまな驚くべき体験を経験するのですが、彼と一緒に過ごしたその体験を本に書くようにと宇宙人アミから依頼されます。

その際にアミは『たいていの大人にとって、おそろしいことのほうが、素晴らしいことよりもずっと信じやすいことだから、ほんのひとにぎりの大人しか僕を理解しないだろう』と言い、ペドロにあることを提案したのです。

それは、本で語ることのすべてはペドロの単なる想像に過ぎず、子どものためのおとぎ話であると言うこと、ペドロに問題が降りかからないようにとのはからいからです。

このようなわけで”まったくのおとぎ話です”、という流れでお話は語られています。

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少年ペドロと宇宙人アミの出会い

少年ペドロは海辺の温泉場におばあちゃんとバカンスに来ていました。

夏の終わりの夕暮れ時、人気のない海岸の高い岩の上でひとり海を眺めていたペドロは、とつぜん頭の上の空に”赤い光”を見ます。

それは何の音もたてず、ペドロの正面の海中に落ちていったのだそうです。

宇宙人アミは海中から浮かび上がり、泳いでペドロのいる岩の上までたどり着きました。

ペドロが出会ったアミはこのような格好で、8歳から10歳くらいの善良そうな子どもの顏をしていたそうです↓↓

最初は宇宙人とは思わず会話をしていたペドロでしたが、子どもなのにパイロットであること、奇妙な記号の現れる計算機、変なアクセントや服装からアミが本当に宇宙人であることに気付いていったのです。

ペドロはアミから宇宙は命であふれていて、何百万、何千万という星にたくさんの善良なひとたちが住んでいることを知らされます。

そして、”地球人というのは他の星の人ほど善良ではない”ということを聞かされショックを受けるのでした・・・

宇宙人アミが地球に来た理由とは?

アミによりますと、ある世界の”科学の水準””愛の水準”をはるかに上回ってしまった場合、その世界は自滅してしまうのだそうです。

愛の水準とは、人々の持つ周波数やエネルギーであり、その効果をアミの文明は機械で測ることができるとのこと。

愛の水準が低い世界は多くの人が不幸で、憎しみや暴力や分裂、争いなどが多く、自滅の可能性が高い、きわめて危険な状態にあるのだそうです。

愛の水準が科学の水準より高い進歩した世界は、誰も傷つけることはなく、それ以外宇宙で生き延びる方法はないとのことなのであります。

今の地球は、科学と愛のバランスが異常に科学に傾き過ぎていて、変換点にありとても危険な状態なのだとのこと。

確かに、いまだに地球では争いや、貧富の差で苦しむ人々がいたり、幸福を感じられていない人々がたくさんいます。

このような文明をアミたちのように進歩した宇宙人は”未開文明”と呼んでいるのだそうです。

文明世界(進歩した宇宙人の住む世界)が、未開文明の惑星に干渉することは”宇宙の法”で禁止されているとのことで、公(おおやけ)の場に姿を現したり、大勢の人とコンタクトをとったりするのは干渉となるので出来ません。

けれども、ペドロのような特別な人や、特定の人にインスピレーションとしてわずかにほのめかすことで情報を送るのは可能なのだそうです。

そもそもアミがペドロと接触したのは、”救済計画”の一部とのことなのです。

ペドロの前に姿を現し、一緒に円盤に乗せたり、進歩した他の惑星を訪れたりといった体験をさせ、それを本に書かせるという計画でありますw

つまりその本がひとつの情報になるというのです!

アミは、10歳の子どもが語るおとぎ話として多くの人が情報をキャッチするよう、ペドロに会うため地球にやって来たのであります。

宇宙の基本法について

文明世界には、”宇宙親交”というものが形成されているのだそうです。

(地球のような未開文明を救済するのも、宇宙親交の役割のひとつとのこと)

すべての人はみんな兄弟や友達であり、誰にも迷惑をかけないかぎり、文明世界の人々は自由に行き来でき、秘密もなければ禁止もなく、争いも暴力もないとのこと。

暴力は未開文明に特有のもので、未開人の形成している社会の特徴なのだそうです。

アミたち文明人の間には競争もなければ、野心を持っている人などおらず、みんな人生を健全に楽しむことだけを望んでいるとのことなのであります。

彼らの最大の幸福は、人に奉仕し、援助すること、そして人の役に立っていると感じられることによって得られるのだそうです。

みんな平和に対するはっきりとした認識をもっていて、宇宙の創造者を愛し、命を与えてくれることを感謝して、それを十分に満喫する・・・

人生とは、アミたち文明人にとって科学がどんなに発達しようと、とても単純なものなのであります。

文明世界に住む人々はそのような大きな愛の精神のもとで、未開文明を救済する活動を行っているのです。

そして未開文明の中でも、宇宙の基本法を守れる世界だけが生き残ることが出来るのだそうです。

宇宙の基本法とは”愛”であることを知り、国境をなくし世界をひとつにすること、愛に基づいた組織づくりをすること、この3つを満たした世界だけが生き残れるのであります。

愛の度数の育て方

アミたちの未開文明救済計画の中には、さまざまなプロジェクトがあります。

地震のエネルギーを抑えるように調整したり、文化作品や音楽や映画などの表現にインスピレーションを与えたり、時々円盤を故意に目撃させたり・・・などなど。

メッセージの普及に役立てるものなら、何でも利用しているのだそうです。

それは意識変革のためのひとつの”愛の種”であり、大きな出会いのための準備でもあるとのこと。

地球が未開文明を脱却して、文明世界へと移行するためにも、これからは愛の度数の大きさが、地球に住む私たち一人ひとりとても重要になってくるのであります。

愛の度数はすべての人が持っていて、ほとんど透明で胸の中心にあり黄金色の光を放っているのだそうです。

その人の精神における愛の強さの反映であり、進歩度をもあらわしているとのことなのであります。

地球人の平均は550度(1986年当時)ほどで、同じ地球人でも320度から850度くらいまでと開きがあるらしく、文明人であるアミの度数は760度とのこと。

そして、あってはならないことですが、万が一地球が自滅の道へ進んでしまった場合、アミたち宇宙親交によって、愛の度数が700度以上の人がすべて救出されるのだそうです。

(地球には一度文明が自滅してしまった過去があり、その時に宇宙親交によって救出された人々が、今では文明世界まで進歩したオフィル星という惑星に住んでいるとのこと)

何か自分が行動をとったときに、その行動が愛に基づいているだろうか?と考察してみることで、今までわからなかった自分の中にあるエゴに気付くことができるとアミは言っていました。

自分さえ良ければいいというエゴを克服し、人類はみんな兄弟や友達のように慈しみ尊重し、愛をもって行動する、そのような生き方で愛の度数も高まり、地球を救うことが出来るとのことなのであります。

終わりに

宇宙をはじめとするすべてのものは、”生命体”なのだそうです。

もちろん地球もです。

争いや略奪、貧富の差などさまざまなネガティブな要因が、”生きている地球”に与える影響は大きいのであります。

大切な地球を守るためにも、私たち一人ひとりの愛の力が必要なのです。

文明世界は、もし地球の人が生き延びてエゴイズムや人間不信を克服できた時には、すぐにでも宇宙親交の仲間にいれてくれるのだそうです。

もしそれが実現したら、過酷で激しい生存競争から解放され、すべての人に幸福な生活が訪れ始めます。

地球が平和で不正のない連合した世界になるために、必要なものをすべて与えてくれるのだそうです。

宇宙親交の救済計画を担って、地球へ生まれてきている魂も何千、何万といて、ほとんどの会社や新聞社、ラジオ・テレビ局、公共施設などにたいていひとりは必ずいるらしいです。

平和と愛に基づいて、今日も行動しているあなたは、もしかしたら別の星からやってきた魂なのかもしれません。

※『アミ小さな宇宙人』は、10歳の少年が語ったおとぎ話でありますので・・・ひとりの”子どもの心を持つ大人”の感想としてお伝えさせて頂きました☆

最後までご覧頂きありがとうございました!